というわけで、
本日は栃木県足利市にて、
こども達と一緒にお昼ご飯を食べながら、
出張鑑定をして欲しいというご依頼を頂いたので、
出かけて参りますが。
その前にちょっとだけ。
「占い館あろは・北軽井沢店」に
ひょっこりと現れたテルの模様をアップさせて頂きますね。
テルとの出会いは、
今から約何年前になるのでしょうか。
こんな山奥に猫ちゃんがいるなんて、
と思ったのは、
確か数年ほど前の6月だったと思う。
そもそも、
最初から野良猫であるテルにごはんをあげようと思ったのではなく。
きっかけは、
前足のないキツネとの出会いだった。
浅間山の麓にある北軽井沢では、
野生のキツネが現れたり。
タヌキが現れたり、
大きなフクロウが現れたり。
カモシカやシカが現れることは、
特に珍しくはないのだが。
人間がしかけた罠にでもかかってしまったのだろうか。
随分と前から、
前足のないキツネがこの界隈で目撃されているのは知ってはいたのだが。
ある夜、家に帰ると、
駐車場のところに前足のないキツネが座っていて。
近づくと、すぐに逃げてしまうのですが。
自力でごはんを食べることのないキツネの姿を見ると、
ついつい可愛そうになってしまい。
もちろん野生動物に対する餌付けは禁止されているので、
足がないからと言うだけで、
キツネに餌をあげてはいけないということはわかっているのですが。
見て見ぬふりができない私は、
その晩、ごはんを外に置いて寝てみたのです。
するとどうでしょう。
そこには、前足のないキツネではなく、
テルがいるではありませんか~。
最初は、とても毛並みが綺麗だったので、
誰かが飼っているのかしら?
と思っていたのですが。
首輪もつけていないし。
どこからともなく現れては消えていく姿を追跡したこともありましたが。
なんと言っても、ここは標高が1130mの森の奥深く、
ですからね。
人間の足では、見失ってしまい。
現に至ります。
我が家のシロ様は、19年と言う長い歳月もの間、
私と一緒に暮らしてくれたので、
本来ならばテルもうちの子にしたいのですが。
テルは街中で生息している野良猫ちゃんとは違い、
人間に対する警戒心が強いため、
なかなか懐いてはくれないのです。
その為、保護するにも保護できず。
冬場はいつも、
デッキに仮設住宅を作ったりしながら、
厳しい冬を越すことができるように。
見守っている鈴木です。
ちなみに北軽井沢店周辺には、
テル以外にも4匹ほどの野良猫ちゃんがいるようで。
その姿を目撃するたびに、
もう別荘地に猫を捨てるのはやめて頂きたいと、
思う今日この頃。
なぜならば、
夏場は避暑地として大活躍の北軽井沢かもしれないが、
少なくともこの敷地内に永住している人は、
2人か3人くらいしかいないですからね(苦笑)
特にこれからの季節は、
マイナス15度からマイナス20度くらいまで、
冷え込むときは一気に冷え込むので。
(鍋に入れたままお味噌汁を出しっぱなしにするとすぐに凍ります)
動物を飼ったからには、
最後まで責任を持ってもらいたいものです。
あっ、そう言えば、
別荘地には、
猫ちゃんだけでなく、
ワンちゃんも捨てていく人がいるので、
どうかお願いですから、
夏場だけ可愛がって置いていくのをやめて下さい。
お願いします。
愛猫家の鈴木あろはヨリ☆☆☆